2023年6月14日放送の【あさイチ】「老け見え撃退!背中レボリューション2023」で、ニキビ・あせもなどの皮膚トラブルを防ぐ、正しい背中の洗い方が紹介されました。
教えてくれたのは、皮膚科医の小柳 衣吏子(えりこ)さんです。
腕やお尻にくらべて背中の真ん中には皮脂腺が多く、汚れた状態で放っておくとニキビ等が悪化しやすくなってしまいます。
特に、夏はニキビ・シミ・あせもの他、日光皮膚炎やマラセチア毛包炎(もうほうえん)など背中の皮膚トラブルが多くなるため特に注意が必要。
背中を清潔に保つことが大切ですが、まちがった洗い方をすることでますます皮膚トラブルを悪化させることにもなりかねません。
背中の正しい洗い方
背中のまちがった洗い方
タオルなどで力いっぱいこすると、角層(皮膚の表面)に傷がつき、表面がかゆくなったり、ニキビ菌を中に押し込むような状態になる。
こすらずに、やさしく泡立てたボディソープなどで表面をなでるように洗う。
手が届かない部分の洗い残しをなくす方法
背中は面積が広いため、意識しないで洗うと洗い残しができてしまう。
特に肩甲骨の間の部分は洗い残しをしやすいため、タオルを縦に使って洗うとよい。
※横に使うと肩甲骨に当たってしまい背中に届かない。
汚れをキレイに落とす洗い方
汚れをキレイに落とすポイントは、ボディソープをしっかり泡立てて、細かい泡で洗うこと。
細かい泡は、泡が汚れの上を通っただけで油汚れを吸着し、こすらなくても汚れが落ちる。
泡が細かいほど汚れ落ちがアップ!!
細かい泡の作り方
ナイロンタオルにボディーソープを付け、空気を巻き込むように回す。
※市販の泡のまま出てくるボディソープは、さらに泡が細かいため汚れが落ちやすい。
レジェンド松下さんが紹介!最新 背中ケアグッズ
最新の背中ケアグッズを、実演販売士のレジェンド松下さんが紹介してくれました。
壁掛け三面鏡
背中のケアをするには、まずは自分の背中の状態をチェックすることが必要。
しかしながら、合わせ鏡などで見ようとしてもうまく見えない・・・という場合に便利なのが、高さ調節が可能な立体三面鏡。
鏡上部についているフックは伸縮可能なので、部屋やクローゼットのドアなどに取り付けた後、お好みの位置に高さを調整することができます。
ローションアプリケーター
背中にローションや日焼け止めを塗ってケアしたいのに手が届かない・・・という場合に便利なのが、世界中で売れているという「ローションアプリケーター」。
やわらかい素材でできた先端のローラーにローションなどを付け、ペンキを塗る要領で背中に塗ることができます。
ローラーの角度や、持ち手の長さも調整できるため、背中の届きにくい部分にもリーチして、しっかりお手入れすることが可能に。
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