2023年3月20日放送の【なないろ日和!】で、外から”見えない汚れ”を徹底掃除する方法について紹介されました!
教えてくれた人は、お掃除オーガナイザーの木村 由依さん(クリスタルミューズ代表)さんです。
外から”見えない汚れ”を徹底掃除する方法
外から見えない汚れ①蛇口の裏
普段見ることのない蛇口用シャワーヘッドの吐水口のほか、スイッチや蛇腹式ホースの収納部分にも、カビやカルキ汚れが残っています。
「食器洗いのついでに蛇口も掃除している」という方も多いと思いますが・・・
中性洗剤+スポンジではなかなか汚れが落ちません。
その理由は・・・
●スポンジでは細かい部分の汚れに届かない
●油・カルキ・水垢・カビなどが複合的に付着してしまっている
一気に落とそうとせず、段階的に汚れを一つずつ減らしていくことがポイント!
蛇口の裏の掃除に使用するもの
・クエン酸
・メラミンスポンジ
・歯ブラシ
・金属ヘラ
※アルカリ性洗剤・・・皮脂やカビなど酸性の汚れを落とす
※クエン酸(酸性)・・・カルキ水垢・石鹸カス・尿石などアルカリ性の汚れを落とす
蛇口の裏を掃除する方法
①アルカリ性洗剤を塗布してしばらく放置、汚れに浸透させる
➁細かい溝にたまった汚れを歯ブラシで掻き出す
③蛇口などに広範囲に付着した油汚れの塊は、メラミンスポンジでこすり落とす
④クエン酸を水で希釈して浸け込み&塗布
⑤汚れがゆるくなったら金属ヘラでこそげ落とす
⑥仕上げに、歯ブラシでこすり落とす
外から見えない汚れ➁冷蔵庫のパッキン
冷蔵庫のパッキンは、位置によって汚れの種類が違うのが特徴。
・横:手垢汚れ
・上部:ホコリの付着汚れ
・中段上部:食材クズ・液モレ
冷蔵庫のパッキンの掃除に使用するもの
セスキ炭酸ソーダは、油脂汚れなどに適しており、人体に優しいのが特徴。
冷蔵庫は食品を入れる場所なので、ナチュラルクリーニングを心がけます。
冷蔵庫のパッキンを掃除する方法
①セスキ炭酸ソーダを水で溶く。
➁パッキンのすき間に塗りこむよう筆で塗布する
③掃除用のブラシで汚れを取っていく
※その際に、汚れが飛び散らないよう、ブラシ部分にタオルを被せてこする
見えない汚れ③洗濯機 洗濯槽の内部
洗濯層のフチは、衣類を洗濯するのでホコリがたまりやすい場所。
また糸くずネットを取り付ける部分の内部や、糸くずネット自体もカビの温床となってしまっています。
洗濯槽の内部の掃除に使用するもの
A剤=高濃度酸素・・・カビやバクテリアにアタックして汚れを出す
B剤=発砲促進剤・・・一気に発泡し、奥の汚れを掻き出す
洗濯槽の内部を掃除する方法
①洗濯槽の中にA剤を投入。※糸くずネットは外して洗濯槽の中に置く。
➁ふたをして水をはり、15分回す。
この段階で、かなりの汚れが浮いてきます。
③B剤を投入。発泡効果でさらに汚れを掻き出す。
見えない汚れ④バスタブのエプロンの内部
バスタブのエプロンとは、バスタブの目隠しや浴槽内の保温効果を目的としたものですが、普段密閉されているため湿気がこもりやすい場所。
水垢などが混ざりカビの温床となっています。
バスタブのエプロンの内部の掃除に使用するもの
・アルカリ性洗剤
・食器用のソフト系スポンジ
・ハード系スポンジ
バスタブのエプロンの内部を掃除する方法
①アルカリ性洗剤をスプレーし、食器洗い用のソフト系スポンジで塗り広げる。
➁ハード系スポンジで軽くこすり、シャワーで洗い流す。
なお、よく見るとエプロンの表面にもカルキ汚れが付着しています。
白いバスタブで見えにくいため気づかない!
カルキ汚れはアルカリ性なので、クエン酸を塗布して中和し、定規でこそげ落としましょう。
他にも見落としがちな場所として、お風呂場の換気扇のフィルターがあります。
まとめ
普段からマメに掃除をしているつもりでも、ついつい見落としがちな場所がいっぱい・・・。
汚れは時間がたつほど落ちにくくなってしまいますので、この機会にぜひピカピカにしておきたいですね!